ショート職人から後輩へ綴った言葉たち
弊社92companのショート職人と言ったらこの人
#tag 代表 伊藤 修久
場所を問わず、様々な事案で活躍する彼が後輩スタッフに綴ったブログが何とも愛が深い
そこでここに、紹介させていただくことにする
(ショート職人のぶろぐ より カットモデルに入るキミヘ。)※以下 引用
昨日は営業後、#tag アシスタント 梅カホの初カットモデルをみてなんとなく思ったことを。
これからカットモデルに入るスタッフが多いので書き記しておきます。
事前にカウンセリングしておけ!
はじめに伝えたのはSNSやLINEで事前にカウンセリングをしろ!ということ。
ひと昔前ならカットモデルを探すために営業後の疲れた身体にムチを打ち
街へ出て片っ端から切らせてもらえる人を探し
数時間かけて0人なんてザラだった美容業界。
いまやSNSの普及により
スキマ時間でも見つけられるようになり
時には一ヶ月先までモデルで埋まるなんて事も珍しくありません。
もちろんDMやLINEで簡単に連絡が取れるのでそれを使わない手はないだろう。と。
カットモデルに入るアシスタントにありがちな、
無駄に時間をかける
というものをなくすため、
今どのような状態なのか?
希望の長さやイメージはどの位か?
今の髪の悩みはどのようなところか?
など、事前にカウンセリングを。
写真等を送ってもらえれば尚よし。
特に髪の悩みを聞けば実際に見ずとも髪質もある程度把握はできるはず。
膨らむのが悩みですと言われれば
癖なのかな?生え癖かな?とある程度想像できるし、
ボリュームが出ない、ペタッとすると言われればそれまた然り。
事前カウンセリングをしておくだけで
来店されてからカウンセリングで何十分も時間をかけることもなく、
分からない事は事前に予習もできる。
先輩にアドバイスをもらうことだって出来るし、
来年してからあたふたする事もなくスムーズに進められる。
ただでさえ営業後の遅い時間からスタートすることの多いカットモデル。
事前カウンセリングはもはやマストです。
カットは時間がかかるものだと思うな!
そう、カットモデル。
初めは数時間切っている事も多く、
はじめからキチンと切ろうとしすぎて迷宮に入り、永遠と同じところを何回も切るというループに入ってしまうことも。
とことん無駄を無くすようポイントを抑え、リズムよく次へいくことを意識するだけで劇的に変わります。
カットはテンポで。
はじめから終わらす気がなければ永遠に終わらないが、10分で終わり!と決めればその時間で終わらす事に集中するもの。
10分で終わる工程をしっかりと頭の中で組み立て臨む。
カリキュラムには無い未知の世界。
カットは時間がかかるものという潜在意識をハズすことが上達への近道なのかもしれません。

初めてのカットモデル
ミディアムからバッサリとボブへ。
カットカラー1時間50分
やればできる。

時間は有限だが価値は対等でない
時間は皆平等にあるようでその濃度は様々。
自分の5分とお客様の5分の価値は対等ではあるとは限らず
5分くらい…がその人にとっての重要な5分かもしれない。
そんな気概でいた方がいい。
初めだから時間がかかるのはしょうがない
モデルだからしょうがない
そんな誰が決めたかも分からないセオリーにとらわれず、必ず時間内に終わらす組み立てを。
スタイリストになってからでは手遅れ
…になることが 多い。
自身がアシスタントの時に思っていたことを繰り返してはいけない。
きっとできる!
これからカットモデルに入るアシスタントの方はきっと不安と不安でいっぱいだろう。
だけどそんなものは皆通ってきた道。
ビビらずいこう!
きっとできる!